「いくいくいくいくいくいくいくいくいくいくったら、絶対に、い〜く〜の〜〜〜っ!」
「女が公共の場でイクイク言ってんなよ。恥ずかしいやつだな〜」
「ふ〜んだ。タケルちゃんのほうが恥ずかしいよ」
えへへっ、墓穴掘ったね。
おかげで店内の視線はわたしたちに釘付けだよ。
そうでなくてもちょっと目立ってたのに、恥ずかしさ倍増だよ?
「だ、だいたいだな。そんな話してねぇだろ」
「だって、きのう思い付いたんだもん」
「だからって、勝手にオレも行くって決めんな!」
「あ、これに決めた!」
「か〜っ! 純夏のくせにオレを無視するな!」
さっき無視したから、そのお返しだよ。
せっかくどれがいいか聞いてあげたのに、ひと言もないんだもん。面白くないよ。
「付き合わせておいて勝手に決めんな!」
「え? じゃあ、タケルちゃんが選んでくれる?」
「選ぶなんて言ってないだろ! ただ、無理すると後でハジかくと思って言ってやったんだよ」
「ひど〜い、タケルちゃんがわたしのなにを知ってるのよぉ!」
「デカイ声だすなって言ってんだろ!? ……いいから、もう、早くしろ!」
「いくいくいくいくいくいくいくいくいくいくったら、絶対に、い〜く〜の〜〜〜っ!」
「女が公共の場でイクイク言ってんなよ。恥ずかしいやつだな〜」
「ふ〜んだ。タケルちゃんのほうが恥ずかしいよ」
えへへっ、墓穴掘ったね。
おかげで店内の視線はわたしたちに釘付けだよ。
そうでなくてもちょっと目立ってたのに、恥ずかしさ倍増だよ?
「だ、だいたいだな。そんな話してねぇだろ」
「だって、きのう思い付いたんだもん」
「だからって、勝手にオレも行くって決めんな!」
「あ、これに決めた!」
「か〜っ! 純夏のくせにオレを無視するな!」
さっき無視したから、そのお返しだよ。
せっかくどれがいいか聞いてあげたのに、ひと言もないんだもん。面白くないよ。
「付き合わせておいて勝手に決めんな!」
「え? じゃあ、タケルちゃんが選んでくれる?」
「選ぶなんて言ってないだろ! ただ、無理すると後でハジかくと思って言ってやったんだよ」
「ひど〜い、タケルちゃんがわたしのなにを知ってるのよぉ!」
「デカイ声だすなって言ってんだろ!? ……いいから、もう、早くしろ!」